犬・猫の基礎検診と精密検診の違い、検査項目、費用、適した状況を一目で比較できます。わんちゃん・ねこちゃんの年齢や健康状態に合った検診を選ぶ基準をお伝えします。

| 項目 | 区分 | 基本検診 | 精密検診 |
|---|---|---|---|
| 検査項目数 | 区分 | 10~15個 | 30~50個以上 |
| 所要時間 | 区分 | 30分~1時間 | 2~4時間(日帰りまたは1泊) |
| 血液検査 | 区分 | 基本CBC・生化学8~12種 | 精密生化学20~30種+ホルモン |
| 画像検査 | 区分 | 基本レントゲン | レントゲン+超音波(+CT/MRI) |
| 心臓検査 | 区分 | 聴診のみ | 心臓超音波+心電図 |
| 予想費用 | 区分 | 10,000円〜20,000円 | 40,000円〜100,000円以上 |
| 推奨対象 | 区分 | 1~6歳の健康な成犬・成猫 | 7歳以上/基礎疾患/特定の症状 |
病院・地域・機器によって費用は変わることがあります。2026年時点の平均値です。

このような兆候が見られたら、すぐに精密検査を受けましょう。
次の症状が2週間以上続いたり、繰り返したりする場合は、一般的な健康診断ではなく、精密検査を受ける必要があります。 • 理由のない体重減少(10%以上) • 以前よりも目立って水の摂取量が増える • 食事量は変わらないのに体重が減る、または増える • 頻繁な嘔吐・下痢・血便 • 咳・呼吸困難・運動拒否 • 歯茎の色の変化(蒼白・黄色) • お腹が張って膨らんでいる 一般的な健康診断で「正常」と診断されても、症状が続く場合は必ず精密検査で再確認する必要があります。

検診費用を賢く節約する方法
精密検査は必ずしも毎年受けなければならないわけではありません。保護者の皆様にお役立ていただける節約のコツをご紹介します。 • 健康なときの基本検査の結果は必ず保管する: 後で比較の基準となり、不要な再検査を減らせます • 自治体や保険の支援を確認する: 一部の地域ではシニア犬猫の検査費用の一部を支援しています • 検査パッケージを活用する: 項目をセットにすると、単品で合計した金額より20〜30%お得です • 獣医師と項目について相談する: 愛犬・愛猫に本当に必要な項目だけを選べます 最も高額になるのは「遅れて発見された病気」です。初期段階で見つければ、治療費もストレスも大幅に軽減されます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Stockham, S.L., Scott, M.A., Fundamentals of Veterinary Clinical Pathology, 3rd Edition
[2] Creedon, J.M.B., Davis, H., Advanced Monitoring for Small Animal Emergency and Critical Care, 2nd Edition
[3] AAHA Canine Life Stage Guidelines, 2019