ロットワイラーは大型犬として骨肉腫(骨がん)や前十字靭帯断裂が頻発しやすい品種です。定期画像検査のタイミング、体重管理の基準、緊急対応のサインまで、生涯にわたるケアのポイントをまとめました。


この兆候が見られたら、24時間以内に病院へお越しください。
犬の足が突然ふらつき、それが3日以上続く場合や、足の特定の部位を触ると硬く腫れて痛みを示す場合は、すぐに画像検査を受ける必要があります。また、食事後に腹部が膨らみ、えずくような動作を繰り返しながらも実際に吐き出せない場合は、胃拡張・胃捻転症(GDV)の緊急のサインです。1~2時間以内に24時間対応の救急病院へ向かう必要があります。時間が経つと胃の組織が壊死し、命を落とす可能性があります。


ロットワイラーの飼い主さんが知っておくべき追加の注意点
ロットワイラーは、痛みを我慢する傾向が強い犬種です。一時的に跛行が見られたとしても、油断せず画像検査で確認することが安全です。また、活発な護衛犬の気質から、自ら無理をして怪我をするケースも多いため、診断後の手術や治療中は、ケージでの安静やリードでの散歩などの活動制限を6〜8週間以上厳守することが、回復には不可欠です。飼い主さんが安静期間を短く設定すると、再断裂や再発のリスクが大幅に高まります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Textbook of Veterinary Orthopaedic Surgery, Chapter on Cranial Cruciate Ligament Disease
[2] 100 Top Consultations in Small Animal General Practice, Ch.49 Cranial Cruciate Ligament Insufficiency, Martin Owen
[3] The Dog Care Handbook — Things I Wish My Vet Had Told Me
[4] Small Animal Cytologic Diagnosis Canine and Feline Disease, 2nd Edition — Osteosarcoma cytology