プードルは小型犬の中でも膝蓋骨脱臼の発生率が特に高い品種です。品種の特徴、段階別の症状、手術や管理のポイントまでを一度にまとめました。


| 項目 | 1段階 | 2段階 | 3段階 | 4段階 |
|---|---|---|---|---|
| 症状 | 普段は正常、間欠的にスキップ | よく外れては戻る | ほぼ外れた状態、時々元に戻る | 常に外れた状態で固定 |
| 痛み | ほとんどなし | 間欠的な痛み | よく足を引きずる | 歩行自体が困難 |
| 手術の必要性 | 通常は経過観察 | 症状がひどければ検討 | ほとんどの場合手術を推奨 | 手術は必須 |
| 予後 | 非常に良好 | 良好 | 手術時は良好 | 早期手術時は良好 |
Textbook of Veterinary Orthopaedic Surgery(第11章)基準、個体ごとに差があります。

このようなサインが見られた場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。
片方の足を完全に持ち上げて全く地面につけなかったり、膝の部分が腫れて触ると激しく痛みを訴える場合は、単純な脱臼ではなく前十字靭帯の合併損傷や脱臼の固定化が疑われます。症状が続く場合や痛みが次第に強くなる場合は、遅れずに整形外科の診療が可能な動物病院を受診してください。

プードルという犬種特有の性質として、必ず覚えておいてほしいポイント
プードルは遺伝的要因を含む複合的な理由で、膝蓋骨脱臼を起こしやすい犬種です。症状がない1段階の段階でも、獣医師と相談して定期的な健康チェックを行い、進行状況を継続的に確認することが望ましいでしょう。特にブリーダーから迎える際には、親犬の整形外科の病歴を確認することが予防の第一歩となります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Textbook of Veterinary Orthopaedic Surgery, Chapter 11 — Stifle Joint Disorders
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed — Patellar Luxation
[3] 100 Top Consultations in Small Animal General Practice, Ch.45
[4] Piermattei, Flo & DeCamp, Handbook of Small Animal Orthopedics and Fracture Repair