ダックスフンドは軟骨異形成という品種特性上、椎間板ヘルニア(IVDD)の発症リスクが非常に高いです。発症のピークは3~6歳頃であり、適切な生活環境の管理と定期的な健康チェックが、脊椎の健康を守るための鍵となります。


この症状が見られた場合は、12時間以内に動物病院へお越しください。
以下の症状のいずれかが見られた場合は、すぐに動物病院を受診してください。 • 後ろ足が突然麻痺したり、引きずったりする • 立ち上がれなかったり、歩行がふらついたりする • 突然、尿や便のコントロールができなくなる • 背中や腰に触れると悲鳴を上げる • 指を強く押しても痛みに反応しない(深部痛覚消失)


ダックスフンドの飼い主さんが知っておくべき注意点
ダックスフンドを抱く際は、必ず両手で胴体全体を支えてあげてください。お腹や腰の部分だけを掴んで持ち上げると、脊椎に急激な圧力がかかる可能性があります。 一度IVDD(椎間板ヘルニア)を発症すると、再発のリスクがあります。完治後も、スロープの設置、体重管理、ジャンプの禁止といった生活環境の改善を継続して維持することが大切です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases, Case 46: Intervertebral Disc Disease in the Dachshund
[2] Ettinger SJ et al., Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, Chapter 14 (Neurology), 2023
[3] Raskin RE, Meyer DJ (eds.), Small Animal Cytologic Diagnosis: Canine and Feline Disease, 2nd Edition, Chapter 14
[4] Marioni-Henry K. Feline spinal cord diseases. Vet Clin North Am Small Anim Pract. 2010;40(5):1011-1028.