ボーダー・コリーに多く見られる股関節形成不全やコリー眼異常などの遺伝性疾患と、関節の健康管理法をまとめました。



遺伝子検査は、譲渡前に必ず確認しましょう
ボーダーコリーでは、コリー眼異常をはじめとする遺伝性眼疾患や、股関節・肘関節形成不全などの関節疾患など、複数の遺伝性疾患が報告されています。そのため、薬物治療を開始する前には、必ず獣医師と十分に相談し、愛犬の状態に合った適切な方法かどうかを確認することが安全です。購入する前には親犬の遺伝子検査結果を必ず確認し、迎え入れた後も愛犬の遺伝子検査を受けておくと、健康管理計画を立てやすくなります。

運動好きなボーダー・コリー、これだけ注意してください
ボーダー・コリーは活発な犬種ですので、運動不足がストレスの原因になることがあります。ただし、1歳未満の成犬になる前の時期は骨や関節がまだ完全に成長していないため、長時間の走ったり高いところからジャンプしたりするのは避けてください。成犬になっても、運動前後に十分なウォーミングアップとクールダウンのストレッチを行うことがおすすめです。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Esson DW, Calvarese S. Clinical Atlas of Canine and Feline Ophthalmic Disease, 2nd Edition. John Wiley & Sons, 2022. Chapter 134: Collie Eye Anomaly
[2] Lowe JK, Kukekova AV, Kirkness EF, et al. Linkage mapping of the primary disease locus for collie eye anomaly. Genomics. 2003;82(1):86-95
[3] Munyard KA, Sherry CR, Sherry L. A retrospective evaluation of congenital ocular defects in Australian Shepherd dogs in Australia. Vet Ophthalmol. 2007;10(1):19-22
[4] The Dog Care Handbook: Things I Wish My Vet Had Told Me. Chapter 7: Hip Dysplasia and Joint Health