アメリカンカールの耳の構造の特徴、注意すべき病気、そして日常の健康管理法についてまとめました。


耳のケアをする際は、必ず注意してください。
アメリカンカールの耳掃除をする際は、綿棒を耳の奥深くまで挿入しないでください。軟骨は丈夫ですが、外耳道は繊細で傷つきやすいためです。柔らかいガーゼに専用耳洗浄液を含ませ、外側だけを拭くのが安全です。耳から臭いがする、頭を頻繁に振る、耳をかく動作が増えたなどの症状が見られる場合は、外耳炎の初期サインである可能性がありますので、すぐに動物病院を受診してください。


譲渡前に必ず確認してください
アメリカンカールは遺伝性疾患が少ない傾向にありますが、すべての品種猫には近親交配によるリスクが伴います。譲渡を受ける際は、必ず親猫の健康記録と遺伝子検査の履歴をご確認ください。また、耳が90度以上過度に巻いている個体は軟骨に問題が生じる可能性があるため、耳の状態もよく観察することをお勧めします。信頼できるブリーダーから譲渡を受けることが、愛猫の生涯の健康への第一歩となります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Little SE. The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Edition. Elsevier. Chapter 50: Domestic Cat Breeds of the World — Their Origins and Relationships.
[2] Little SE. The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Edition. Elsevier. Chapter 52, e-Table 52.3: Simple Phenotypic Traits and Diseases of the Cat.