犬が突然倒れて失神する原因、すぐに病院へ連れて行くべきサイン、段階別の応急処置法を獣医学の専門チームがまとめました。

| 項目 | 失神 | 発作(てんかん) |
|---|---|---|
| 体の状態 | ぐったりし、筋肉が弛緩する | 硬直したり脚をばたつかせたりする |
| 持続時間 | ほとんど1分以内 | 1~2分以上続くことがある |
| 回復の速さ | 速い方(数分以内に正常) | 遅い — 数十分間ぼんやりした状態(発作後もうろう) |
| 主な原因 | 心拍・血圧など心血管の異常 | 脳の電気信号の異常 |
| 病院受診 | 必ず必要 | 必ず必要 |
正確な区別には獣医師の診断が必要です。倒れた様子を動画で撮って持参すると役立ちます。

すぐに救急病院へ連れて行かなければならないサイン
失神が2分以上続く場合、あるいは意識を回復した後もふらつきや呼吸困難、歯茎の蒼白または青紫色化などの症状が見られる場合は、直ちに救急動物病院へお運びください。1日に2回以上失神を繰り返す場合や、運動中に倒れた場合も救急の対象となります。


小型犬や短頭種の保護者の方は、特に注意が必要です。
マルチーズ、ポメラニアン、チワワなどの小型犬は、失神(気絶)が比較的よく報告されるグループであるため、より注意が必要です。特に若い小型犬は、少し空腹になるだけで血糖値が低下して弱ってしまうことがあるので、食事の間隔を適切に守ってください。ブルドッグ、パグ、フレンチブルドッグなどの短頭種は、気道が狭い呼吸器構造のため、酸素不足になり倒れることもあります。暑さや過度な運動の後には、必ず呼吸と状態を確認してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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