犬の椎間板ヘルニア(IVDD)術後のリハビリテーションは、歩行機能の回復と再発予防の鍵となります。段階的なリハビリプロトコルと家庭でのケア方法をまとめました。

| 項目 | 第1段階(0~2週) | 第2段階(3~4週) | 第3段階(5~8週) | 第4段階(9~12週以上) |
|---|---|---|---|---|
| 主な目標 | 痛みの緩和・絶対安静 | 関節の柔軟性の回復 | 筋力・体重負荷の回復 | 歩行の安定・復帰 |
| 他動的関節運動 | 1日3~4回(6~8時間ごと) | 1日3~4回 | 維持 | 必要時 |
| マッサージ | 可能 | 推奨 | 推奨 | 推奨 |
| 水中治療 | 不可 | 獣医師の判断 | 獣医師の判断 | 獣医師の判断 |
| 散歩 | 不可(抱いて排泄) | 5分スリング補助 | 10~15分 | 20~30分 |
上記のスケジュールは一般的な基準であり、神経学的等級に応じて獣医師が調整する必要があります

このような兆候が見られたら、すぐに病院へ
リハビリテーション中であっても、次のような症状が見られた場合は、再発や合併症を疑う必要があります。 - 後ろ足に力が急に抜ける、または麻痺が進行する - 数日間尿や排便ができない、または漏れ方が以前と異なる - 手術部位が赤く腫れている、または滲出液が出ている - ぐったりとし、触られるのを嫌がる強い痛み - 足の指を挟んでも全く反応がない 神経回復の可能性は、時間とともに失われていきます。ためらわず、すぐに手術を受けた病院にご連絡ください。

ダックスフンドとウェルシュ・コーギーの飼い主が知っておくべきこと
ダックスフンドはIVDD(椎間板ヘルニア)発症の45〜73%を占めるほど代表的な高頻度品種であり、ペキニーズ、ビーグル、コッカースパニエルなどの他の軟骨異栄養性品種もリスクが高いと報告されています。これらの品種では、慢性経過において複数の脊椎節に同時に椎間板病変が存在することが多く、手術部位が回復しても他の脊椎節で新たな椎間板ヘルニアが発生する可能性があることを意味します。そのため、ジャンプや階段への注意、体重管理、ハーネスの着用を生涯の原則とし、6ヶ月〜1年ごとに定期的な神経学的検査を受けることをお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Fossum TW. Small Animal Surgery. 5th ed. Elsevier; 2018. (Intervertebral Disc Disease 챕터)
[2] Sharp NJH, Wheeler SJ. Small Animal Spinal Disorders: Diagnosis and Surgery. 2nd ed. Elsevier Mosby; 2005.
[3] Millis DL, Levine D. Canine Rehabilitation and Physical Therapy. 2nd ed. Saunders; 2014. (Postoperative Rehabilitation 챕터)
[4] Hosgood G, Scholl DT. Evaluation of age as a risk factor for perianesthetic morbidity and mortality in the dog. J Vet Emerg Crit Care. 1998;8(3):222-36.