韓国の獣医学は、三国時代の馬医制度に始まり、日帝強占期の近代教育を経て、現在のペット医療体制へと発展してきました。ここでは、主要な時代ごとの変化と現代のペット医療の現状をまとめました。

| 項目 | 主な対象 | 代表的な機関・制度 |
|---|---|---|
| 三国〜高麗 | 軍馬・農牛 | 馬医、司僕寺 |
| 朝鮮時代 | 馬・牛が中心 | 司僕寺、典医監 |
| 日本統治時代 | 産業動物 | 水原農林専門学校 獣医畜産科 |
| 解放後〜1980年代 | 家畜の防疫 | ソウル大・慶北大 獣医学科 |
| 1990年代〜現在 | 伴侶動物が中心 | 動物病院、獣医師会、検疫本部 |
2024年時点で全国の獣医科大学は10校です。

知っておくと役立つ豆知識
朝鮮時代の『馬経抄集諺解』は、韓国初のハングルで書かれた獣医学専門書で、馬の診断・鍼灸・薬物処方まで扱っています。原典は国立記録院とソウル大学校奎章閣に保管されており、現在も研究資料として活用されています。

飼い主さんが知っておくと役立つポイント
現在、韓国で「専門医」と称するには、大韓獣医師会が認定する専門分野の研修課程を修了する必要があります。病院を選ぶ際には、「○○専攻」という表記だけでなく、その獣医師がどのような学会や研修経験を持っているかを確認することで、より安全な診療を受けられます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] 대한수의사회, 한국수의학 100년사, 2008
[2] 농림축산식품부, 수의사법 및 동물보호법 제·개정 연혁 자료
[3] 서울대학교 수의과대학, 한국 수의학 교육사, 2015
[4] 농림축산검역본부, 반려동물 관련 산업 통계 연보