犬の季節性脱毛は、成長ホルモンへの反応性によるホルモン異常が原因の慢性脱毛疾患です。飼い主さんが知っておくべき重要な情報をまとめました。



直ちに動物病院を受診すべき場合
脱毛部位に痒み、発疹、皮膚の赤み、異臭が伴う場合は、他の疾患(寄生虫や感染症など)の可能性が高いと考えられます。このような場合は、すぐに獣医師にご相談ください。また、脱毛が急速に広がり、他の部位にも広がっていく場合も注意が必要です。



注意が必要な犬種と年齢
この疾患は、ボクサー、エアデール・テリア、イングリッシュ・ブルドッグ、アフェンピンシャーなどの特定の犬種でより頻繁に報告されています。一部の犬種で発症率が高く、家族歴が認められることから、遺伝的素因が関与していると推測されます。一度発症した犬は、その後の年でも再発するケースが多いため、季節に合わせて事前に状態を確認するケアが役立ちます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Hill, P. (2023). 100 Top Consultations in Small Animal General Practice. Wiley-Blackwell.
[2] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed. (2022). BSAVA Publications.
[3] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Ed. (2023). Wiley-Blackwell.