犬の抜歯後のケアは、感染予防と回復のために非常に重要です。飼い主さんが知っておくべきケア方法と注意事項をまとめました。



すぐに動物病院を受診すべき状況
出血が止まらない、高熱が続く、食欲がまったくない場合は、すぐに動物病院を受診してください。感染症や合併症の兆候である可能性があり、獣医師による診察が不可欠です。


| 項目 | 主な管理項目 | 注意事項 |
|---|---|---|
| 1日目 | 食事と水は獣医師の指示に従って与え、出血の有無を確認し、痛みを観察する | 口腔内の衛生を保ち、獣医師の指示以外の食事を与えない |
| 2〜3日目 | 柔らかい食事を開始し、水はこまめに与え、ゆっくり切り替える | 薬の服用を守り、腫れや出血の有無を観察する |
| 4〜7日目 | 徐々に固形の食事へ切り替えられるかどうかを評価する | 口臭、食欲の変化、活動量の低下の有無を観察する |
| 1週目以降 | 定期的な口腔内チェックと回復の評価 | 獣医師との相談後、追加の受診の有無を決定する |
各段階でワンちゃんの状態を観察し、異常な兆候があればすぐに獣医師に知らせてください。
注意:不適切な管理による合併症
食事を固形物に急に変えたり、出血しているにもかかわらず活動を許したりすると、傷が再び裂けたり感染を引き起こしたりする可能性があります。また、薬の服用を抜かしたり過剰に与えたりすると副作用が生じるため、必ず指示に従ってください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2022
[2] BSAVA Manual of Canine and Feline Dentistry, 2nd Edition, 2019
[3] American Veterinary Dental College (AVDC) Guidelines for Post-Extraction Care in Dogs, 2021