犬の高血圧性心疾患は、早期発見が生存率を左右する病気です。飼い主さんが必ず知っておくべき重要な情報を、Q&A形式でまとめました。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
激しい咳、息切れによる座ったり横になったりした状態、口や舌が青白くなる症状は、心不全の緊急サインです。このような場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。対応が遅れると、命の危険が高まります。
| 項目 | 主な症状 | 主な対処 |
|---|---|---|
| 軽症 | 運動後に疲れやすい | 軽い咳、呼吸困難 |
| 中等度 | 持続的な咳、息切れの症状 | 心臓の衰弱、体重減少 |
| 重度 | 腹部の腫れ、口が青紫色になる | 心不全、ショックの可能性 |
段階別の対処は獣医師の診断後に決定されます。早期の管理が重要です。



注意が必要な犬種と状態
高血圧性心疾患は、ほとんどが他の基礎疾患による二次性のものです。慢性腎臓病や副腎・甲状腺などの内分泌疾患の既往がある、あるいは高齢の犬は特に注意が必要です。特発性高血圧は稀であるため、基礎疾患に対する早期検診が不可欠です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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