地震、台風、火災などの緊急時にペットを安全に守るための災害対策用ペット準備キットの構成方法と避難手順を、獣医学の専門チームがまとめました。

| 項目 | 地震 | 台風・洪水 | 火災 |
|---|---|---|---|
| 最優先の準備物 | キャリー・リード | 防水フードパック・飲料水 | 顔を保護する布・キャリー |
| 避難経路 | 落下物を回避→建物の外 | 高台・指定避難所 | 低い姿勢→階段→外 |
| 注意ポイント | ガラス・家具の落下 | 水系感染症・浸水 | 煙の吸入・やけど |
| 避難所要時間 | 即時(1分以内) | 6〜24時間の余裕 | 即時(3分以内) |
韓国消防庁・米国AVMAガイドの総合

今すぐ確認すべき3つのポイント
多くの飼い主様が見落としがちなポイントです。① 餌は賞味期限が過ぎると意味をなさなくなるため、6ヶ月ごとに交換する必要があります。② 内蔵型チップの登録情報が現在の住所・電話番号と一致しているか、動物登録システムで確認してください。③ キャリーケースに慣れていない子は、災害時に中に入ろうとせず抵抗します。普段から週1~2回、キャリーケースの中でおやつを与えて、ポジティブな経験を積み重ねておきましょう。

猫・小型犬の特別な注意事項
猫は不慣れな騒音や振動に敏感なため、災害発生時に身を隠すことが多いものです。日頃から隠れられる場所を把握しておき、慣れたキャリーケースの中でご褒美や毛布を使ってポジティブな経験を積み重ね、抵抗感なく入れるように慣らしておくと役立ちます。小型のペットは寒い環境で体温維持が比較的難しいため、毛布や保温グッズを非常用キットに一緒に用意しておくのがおすすめです。慢性疾患を抱えている子は、普段服用している処方薬を余裕を持って準備し、正確な用法・用量のメモと獣医師の連絡先を別のポーチに整理しておけば、避難中も漏れなく管理できます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] American Humane Association, Disaster Preparedness for Pet Owners
[2] Little S.E., The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Edition — Disaster Preparedness & Microchip Registry Chapter, 2020
[3] American Veterinary Medical Association (AVMA), Saving the Whole Family: Disaster Preparedness Resources
[4] AAHA (American Animal Hospital Association), Pet Microchip Lookup Tool Guidelines