猫の健康は食事にかかっています。栄養相談や食事の選択について、飼い主さんからよくいただく重要な質問をまとめました。



| 項目 | 水分含量 | メリット | 注意事項 |
|---|---|---|---|
| ウェットフード | 70~80% | 腎臓の健康に有利、水分摂取が容易 | 開封後は腐りやすく、保管に注意が必要 |
| ドライフード | 8~10% | 保管が容易、歯の健康に役立つ | 水分摂取が不足する可能性、腎臓への負担が増加 |
| 生食フード | 70~80% | 自然な食材で構成され、栄養素が豊富 | 細菌汚染のリスク、胃腸障害が発生する可能性 |
| セミ生食フード | 60~70% | バランスの取れた栄養構成、胃腸への負担が少ない | 価格が高い、保管および賞味期限に注意 |
獣医師と相談の上、猫の状態に合ったフードを選んでください。

すぐに病院を受診すべきサイン
猫が24時間以上食事を取らない場合、または嘔吐、下痢、ショック症状(失神、唇の湿り気、四肢の冷感)が見られる場合は、直ちに動物病院へお越しください。猫は健康状態が急速に悪化することがあるため、迅速な対応が重要です。 24時間以上の食事中断: 致命的な急性疾患に関連する可能性があり、特に猫は長時間の絶食により脂肪肝(肝リピドーシス)に急速に進行する恐れがあるため、直ちに評価が必要です。 嘔吐および下痢の持続: 脱水、電解質異常、内部感染症の可能性が考えられます。 ショック症状: 血流不足により組織損傷が生じる可能性があるため、直ちに蘇生処置が必要です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Applied Veterinary Clinical Nutrition, 2nd Ed. (2023)
[2] The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Edition. (2022)
[3] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed. (2021)