猫の眼内腫瘍は、早期に発見されないと視力を失う可能性があります。保護者が知っておくべき重要な情報をまとめました。



| 項目 | 軽症 | 中等度 | 重症 |
|---|---|---|---|
| 眼球・視力 | 軽い角膜の濁り | 持続的な角膜浮腫、ぶどう膜炎 | 緑内障・網膜剥離による視力喪失のリスク |
| 目の外観 | ほぼ正常 | 瞳孔の変形、虹彩の肥厚 | 前房出血、前房蓄膿、眼球の変形 |
| 全身・行動 | 変化なし | 目を不快がる | ぶどう膜リンパ腫の場合、体重減少・元気消失を伴うことがある |
正式な病期は症状だけでなく、腫瘍の大きさやリンパ節・遠隔転移の有無で評価します。変化が見られたら早期に眼科検診を受けることが重要です。

すぐに動物病院を受診すべきサイン
猫の目が急に白く濁ったり赤くなったり、瞳孔の形が不規則になった場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。眼球内の出血や膿、目を気にする様子も危険信号です。視力が急激に低下したり、緑内障が疑われる場合は早期治療が緊急です。見逃すと視力の回復が難しくなる可能性があります。

注意すべき点:治療後のケア
手術後は感染症を防ぐために抗生物質を服用する必要があります。また、猫が目をかかないようにエリザベスカラーを着用することも重要です。定期的な通院で再発の有無を確認し、転移の有無をモニタリングすることが不可欠です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Knott, C., Simpson, J.W., Tasker, S., et al. (2000). Preliminary clinical observation on the use of piroxicam in the management of rectal tubulopapillary polyps. J Small Anim Pract 41(9):393–397.
[2] Jubb, K. (1993). The pancreas. In Pathology of Domestic Animals, 4th ed. Elsevier.
[3] Worley, D.R. (2014). Incorporation of sentinel lymph node mapping in dogs with mast cell tumours: 20 consecutive procedures. Vet Comp Oncol 12:215–226.