猫の肥大型心筋症(HCM)は遺伝的要因が大きい心臓疾患であり、早期発見と適切な管理が生存に不可欠です。保護者の皆様にご理解いただきたい重要な情報をまとめました。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
猫が突然ハアハアと息を切らしたり、息苦しさから口を開けて呼吸したり、あるいは突然倒れて動かなくなったりした場合は、直ちに動物病院へ連れて行ってください。これらは心停止や肺水腫の兆候である可能性があります。獣医学の教科書によれば、このような状況は生命を脅かす恐れがあるため、緊急の対応が不可欠です。



品種別の注意点と遺伝子検査の推奨
メインクーンとラグドール猫は、MYBPC3遺伝子の変異により心筋症(HCM)のリスクが高いです。特にこれらの品種は遺伝的傾向が強いことから、里親になる前に遺伝子検査を受けることをお勧めします。獣医遺伝学の教科書によれば、遺伝子検査でリスクを事前に把握することができます。健康な猫を育てるためには、検査が必須です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2020
[2] Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed, 2021
[3] Textbook of Cardiovascular Medicine in Dogs and Cats, 2019