猫のアルドステロン症は、副腎皮質からアルドステロンが過剰に分泌され、高血圧や低カリウム血症を引き起こす内分泌疾患です。飼い主の方が知っておくべき重要な情報をQ&A形式でまとめました。



すぐに動物病院を受診する必要があるサイン
突然の失神、視力低下、痙攣、呼吸困難、強い無気力などが現れた場合は、すぐに動物病院へお越しください。これらは高血圧による網膜障害や脳出血、あるいは心臓合併症の前兆である可能性があります。特に中年から高齢(平均約12歳)の猫でこのような症状が見られる場合は、アルドステロン症を疑う必要があります。放置すると命に関わる恐れがあります。



| 項目 | 段階 | 主な症状 | 対処方法 | 救急の要否 |
|---|---|---|---|---|
| 軽度 | 軽度の高血圧、わずかな多尿 | 食事調整、定期検査 | いいえ | 情報提供 |
| 中等度 | 持続的な高血圧、筋力低下 | 薬物治療の開始、血圧モニタリング | はい | 病院受診 |
| 重度 | 失神、けいれん、視力低下 | 即時の手術または薬物治療 | はい | 救急外来を受診 |
症状の重症度によって対処方法が異なるため、定期的な検診が重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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