猫の内分泌系総合検査は、糖尿病や甲状腺機能亢進症などの主要な疾患を早期に発見するための重要な検査です。飼い主の方が知っておくべき重要な情報をQ&A形式でまとめました。




このような症状が見られる場合は、すぐに検査を受ける必要があります。
食欲の増加、体重減少、頻尿、頻便、筋力低下、眠気などが続く場合は、内分泌疾患の可能性が高いです。特に7歳以上の猫でこのような症状が見られる場合は、すぐに動物病院を受診してください。早期診断は治療成功率を大幅に向上させます。

| 項目 | 主な症状 | 検査項目 | 治療の方向性 |
|---|---|---|---|
| 糖尿病 | 食欲増加、体重減少、頻尿、頻便 | 血糖、尿糖(グルコース尿) | インスリン注射、食事調整 |
| 甲状腺機能亢進症 | 体重減少、食欲増加、過度の活動性 | 総T4、遊離T4(fT4)・TSH、甲状腺シンチグラフィ | 薬物治療、放射性ヨウ素治療、手術、食事療法 |
| 副腎皮質機能低下 | 疲労、食欲不振、嘔吐、下痢 | コルチゾール値、ACTH刺激試験 | ホルモン補充療法 |
各疾患の症状と検査、治療の方向性を比較した表です。正確な診断のために獣医師と相談してください。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition. Elsevier, 2020.
[2] Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Ed. Wiley-Blackwell, 2018.
[3] Peterson ME. Diagnostic tests for hyperthyroidism in cats. J Am Vet Med Assoc. 2006;221(1):243-249.