猫の飲水量は、健康状態を把握する上で重要な指標です。飲水量の変化を見逃すと、腎臓病などのリスクを早期に察知することが難しくなります。飼い主の方が知っておくべき重要な質問と回答をまとめました。




| 項目 | 長所 | 短所 | おすすめの対象 |
|---|---|---|---|
| 基本のマグカップ | 価格が安く、洗浄が容易 | 水がすぐに乾き、汚れやすい | 初心者、単頭飼いの猫 |
| 水流ポンプ | 水が流れる音で誘う効果 | 掃除が面倒、電気が必要 | 水を飲む習慣のない猫 |
| 自動給水器 | 自動補充、汚染防止 | 価格が高い、メンテナンスが必要 | 多頭飼い、室内外での使用 |
水入れは1日1~2回は必ず洗浄し、水は毎日交換してください。
このような場合は、すぐに獣医師にご相談ください。
猫が1日中水を一切飲まない、尿量が急激に減る、あるいは全く出ない、嘔吐や元気のなさなどの症状が見られる場合は、尿路閉塞や急性腎臓疾患の可能性があり、緊急で病院を受診する必要があります。一方、普段よりずっと多くの水を飲み、尿量も同時に増える変化は、慢性腎臓病や糖尿病などの疾患の初期の兆候である可能性がありますので、このような場合も必ず獣医師にご相談ください。

注意すべき点:水飲み器はこまめに洗浄してください
水飲み器は1日に1回以上洗う必要があります。細菌が増殖すると、猫が水を嫌がったり、胃腸にトラブルを引き起こしたりする可能性があります。特にポンプ式や自動給水器の内部は、2週間ごとに専用洗浄剤でしっかり洗いましょう。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2020
[2] A Professional’s Guide to Feline Behaviour, 2019
[3] International Society of Feline Medicine Consensus on Hydration, 2021