猫の抗がん剤化学療法のプロトコルは、腫瘍の種類やステージによって異なります。飼い主の皆さまが理解しておくべき重要なポイントをまとめました。



| 項目 | 主な使用対象がん | 主な副作用 | 投与周期 |
|---|---|---|---|
| カルボプラチン | 乳腺腫瘍、結腸腺がん、中皮腫 | 吐き気などの消化管症状、白血球減少 | 4週間隔 |
| ドキソルビシン | リンパ腫、乳腺腫瘍、結腸腺がん | 心毒性、吐き気 | 3週間隔 |
| ロムスチン(CCNU) | 皮膚肥満細胞腫など | 骨髄抑制(白血球減少) | 6週間隔 |
副作用は猫の健康状態と薬剤の用量によって異なることがあり、定期的な血液・肝臓・腎臓機能検査で獣医師がモニタリングします。

すぐに動物病院を受診すべきサイン
猫に持続的な吐き気、血便、食欲低下、呼吸困難、または意識レベルの低下が見られる場合は、直ちに動物病院を受診してください。これらは深刻な副作用や感染症の兆候である可能性があります。特に白血球数が急激に減少している場合、感染が急速に進行する恐れがあります。獣医学の教科書によれば、これらの症状は生命を脅かす可能性があるため、即時の対応が必要です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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