犬の体内寄生虫の駆虫は、生後2週間から始まり、成犬に至るまで年齢や生活環境に合わせて定期的に実施する必要がある必須の予防管理です。この記事では、時期別の駆虫スケジュールを一目で把握できるようにまとめました。

駆虫を行う前に必ず確認すべき点
駆虫薬は種類によって効果範囲や副作用が異なります。妊娠中や授乳中の母犬、非常に若い犬、フィラリア症の感染が疑われる犬の場合は、必ず事前に獣医師の診察を受けてください。特にコリーやシェットランド・シープドッグなどの一部の品種や個体では、特定の薬剤に対してより敏感な場合があるため、処方を前に獣医師による慎重なリスク評価を受けることが安全です。自己判断での投与前に糞便検査を行い、どのような寄生虫がいるかを確認するのが最も安全であり、駆虫を行ったとしてもすべての寄生虫が除去されるとは限らないため、定期的な糞便検査を併用することをお勧めします。

| 項目 | 総合駆虫薬(オールインワン) | 回虫・鉤虫専用 | フィラリア予防薬 |
|---|---|---|---|
| 主な成分 | ミルベマイシン+プラジカンテル | ピランテルパモ酸塩 | イベルメクチン/ミルベマイシン |
| 回虫 | True | True | True |
| 鉤虫 | True | True | True |
| 鞭虫 | True | False | False |
| 条虫 | True | False | False |
| フィラリア | True | False | True |
| 投薬周期 | 月1回 | 2週~月1回 | 月1回 |
| 推奨時期 | 成犬の定期 | 犬の初期 | 通年(蚊の暴露期を含む) |
マクロサイクリックラクトン(イベルメクチン・ミルベマイシン)は回虫・鉤虫のような線虫には効果がありますが条虫には効果がなく、ピランテルは鞭虫・条虫に効果がありません。成分と周期は製品・体重・健康状態によって異なります。獣医師の処方を優先して従ってください。

このような犬は、より注意して観察してください。
コリー、オーストラリアン・シェパード、シェットランド・シープドッグ、ロングヘア・ウイペットなどの特定の犬種や個体では、特定の薬物に対してより敏感な場合があり、同じ薬でも副作用のリスクが異なることがあります。老犬や腎臓疾患・肝臓疾患を抱える犬、妊娠中や授乳中の犬では、通常の用量でも負担になる可能性があるため、薬を処方してもらう前に獣医師の診察と慎重なリスク評価を経てから投与するのが安全です。駆虫後24時間以内に嘔吐、強い倦怠感、けいれん、瞳孔散大などの異常が見られた場合は、直ちに動物病院へお越しください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Principles and Practices of Canine and Feline Clinical Parasitic Diseases, Chapter 22 Deworming
[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Edition, Anthelmintics Section
[3] Companion Animal Parasite Council (CAPC) Guidelines on Canine Intestinal Parasites