犬が硬貨やオムツクリーム、金属部品など亜鉛を含む物質を誤飲した場合に現れる症状、すぐに動物病院を受診すべき基準、そして治療法と予防法をまとめました。


今すぐ緊急の動物病院へ連れて行かなければならない状況
以下のいずれかに該当する場合は、直ちに24時間対応の動物救急病院へお越しください。 • 亜鉛を含む物質を誤飲したことが確認された場合(症状がなくても緊急です) • 歯茎が白っぽく、または黄色く変色した場合 • 尿が赤、茶色、またはオレンジ色に変色した場合 • 突然倒れたり、意識を失ったりした場合 • 発作が起きた場合

小型犬や犬ほど、より危険です。
体重が軽いほど、同じ量の亜鉛でもはるかに深刻な中毒症状を引き起こします。小型犬(5kg未満)や犬は、硬貨1枚分を摂取しただけでも致命的な貧血に発展する可能性があります。チワワ、ポメラニアン、マルチーズなどの小型犬種は特に注意が必要です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Peterson M.E., Talcott P.A. (Eds.), Small Animal Toxicology, 3rd Edition, in Blackwell's Five-Minute Veterinary Consult Clinical Companion, Wiley-Blackwell, 2013
[2] Schaer M. (Ed.), Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, CRC Press, 2022
[3] Plumb D.C., Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Ed, Wiley-Blackwell, 2023