犬のボルデテラ呼吸器感染症は、ボルデテラ・ブロンキセプティカ菌によって引き起こされる伝染性呼吸器疾患で、主な症状は咳やくしゃみ、鼻水です。早期の診断と適切なケアが重要です。



すぐに動物病院を受診が必要な症状
犬が咳の他に息切れをしたり、唇が青ざめたり、咳が1週間以上続いたり、食欲が完全に失われたりする場合は、すぐに動物病院を受診してください。これは肺炎や深刻な呼吸器合併症の兆候である可能性があります。特に若い犬や免疫力の低い犬では、迅速な治療が命を救うことがあります。



品種別の注意点と再発予防
ボルデテラによる呼吸器感染症は、すべての犬種に影響を及ぼす可能性があります。ただし、症状の重症度は免疫状態や環境要因によって異なります。特に、最近密集した環境にさらされた犬や若い犬では、症状がより明確に現れやすい傾向があります。繰り返しの感染は気道に炎症を引き起こす可能性があり、一部のケースでは咳が数週間続くこともあります。そのため、感染リスクの高い環境での外出はできるだけ控えることが望ましいです。予防ワクチンは感染リスクと症状の重症度を軽減しますが、完全に防ぐものではありません。したがって、定期的にワクチンを接種するとともに、密集した環境では曝露を適切に管理することが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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