猫の糖尿病は、インスリンの働きが低下することで血糖値の調節が困難になる内分泌疾患です。適切な食事管理が治療の鍵となります。



すぐに動物病院を受診すべき緊急の症状
猫が眠気や意識の混濁を示し、呼吸が速くなったり、嘔吐を繰り返したり、発作を起こす場合は、糖尿病性ケトアシドーシスが疑われます。これは命を脅かす急性の状態ですので、直ちに動物病院を受診する必要があります。



特定の品種は糖尿病のリスクが高いため、注意が必要です。
バーミーズなど一部の品種は遺伝的な要因により、糖尿病の発症リスクが高いことが報告されています。特に肥満が重なると、過体重の猫は正常な体重の猫に比べて約4倍のリスクとなるため、体重管理と早期検診が非常に重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
| 項目 | 炭水化物の割合 | タンパク質の割合 | 推奨可否 |
|---|---|---|---|
| ウェットフード(低炭水化物・高タンパク) | 非常に低い(カロリーの6%未満を推奨) | 高い | 非常におすすめ |
| ドライフード(高タンパク) | 製品によっては高い場合がある | 高い | 成分の確認が必要 |
| 手作り食(ホームメイド) | 不確実 | 調整が必要 | 獣医師への相談を推奨 |
炭水化物の含有量が非常に低く(カロリーの6%未満)タンパク質が高い食事は血糖コントロールと寛解に役立ち、ウェットフードは水分摂取を増やすのにも役立ちます。食事は必ず獣医師と相談して決めてください。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2022
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition, 2021
[3] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Edition, 2020