猫が同じ部位を繰り返しなめたり噛んだりする場合は、強迫行動の可能性があります。原因、診断、治療、家庭での管理法を段階的にまとめました。


このような症状が見られる場合は、すぐに動物病院を受診してください。
皮膚に水ぶくれや膿、潰瘍ができている場合、またはなめた部位が赤く腫れている場合は、二次性の細菌感染が進行している可能性があります。餌をほとんど食べない、ある特定の部位を噛んで出血している、急激に体重が減少しているといった症状が見られる場合は、24時間以内に受診が必要です。


品種別の注意点と再発予防
シャム、バーミーズ、アビシニアンなどの東洋系品種は、遺伝的に強迫行動の発症率が高い傾向があります。これらの品種を飼う場合は、環境の変化を最小限に抑え、幼いうちからさまざまな刺激に慣れさせることが大切です。完治後も、引っ越しや新しい家族の加入といったストレスのかかる状況で再発する可能性があるため、日頃から行動の変化を継続的に観察する必要があります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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