犬の膵炎用の処方食2製品(ロイヤルカナン GIローファット、ヒルズ プレスクリプションダイエット i/d ローファット)の栄養成分、推奨される状況、価格を比較し、わが子に合った選択基準をまとめました。

| 項目 | Royal Canin GI Low Fat (Dry) | Hill's Prescription Diet i/d Low Fat (Dry) |
|---|---|---|
| 粗脂肪(脂肪) | ≈ 6.5% | ≈ 8.6% |
| 粗タンパク質 | ≈ 23% | ≈ 21.5% |
| 粗繊維 | ≈ 2.4% | ≈ 3.5% |
| カロリー(ドライフード) | ≈ 3,220 kcal/kg | ≈ 3,400 kcal/kg |
| 主なタンパク源 | 鶏肉副産物・米 | 鶏肉・コーンスターチ |
| プレバイオティクス | FOS、ビートパルプ | ActivBiome+(食物繊維ブレンド) |
| 推奨される状況 | 急性膵炎の回復期、脂肪消化障害 | 慢性腸疾患を伴う膵炎、IBD |
各メーカーの製品仕様に基づいており、ロットや時期によってわずかな差がある場合があります。処方前に必ず獣医師にご相談ください。


処方食を選択する前に必ず確認してください。
低脂肪療法食は、一般的な栄養補助食品やスナックとは異なり、獣医師の処方と管理を前提とした食品です。膵炎の診断なしに自己判断で長期間与えると、タンパク質や脂肪酸の欠乏が生じる可能性があります。また、クッシング症候群、糖尿病、腎臓病などの併存疾患がある場合、適した製品は全く異なります。継続的な給与期間、切り替えの速度、スナックの許容範囲はすべて担当獣医師と相談して決定し、インターネットの口コミのみを参考にして製品を変更することは推奨されません。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Hand MS et al., Small Animal Clinical Nutrition, 5th Ed (Pancreatitis chapter)
[2] Fascetti AJ, Delaney SJ, Applied Veterinary Clinical Nutrition, 2nd Ed (Commercial Diets)
[3] Ettinger SJ, Feldman EC, Textbook of Veterinary Internal Medicine, 8th Ed (Canine Pancreatitis)