マルチーズが特にかかりやすい膝蓋骨脱臼、涙やけ、歯石の問題の原因とケア方法について、獣医学の教科書を根拠にまとめました。



涙が急にひどくなった場合は、必ず病院を受診してください。
涙の量が普段より急に増えた、目やにの色が黄色や緑色に変化した、目を頻繁にこすったりしかめっ面をしたりするなどの症状が見られる場合は、結膜炎、角膜潰瘍、緑内障などの眼科疾患の兆候である可能性があります。単なる涙やけではなく医療的な問題ですので、早めに動物病院で診察を受けてください。

マルチーズの飼い主さんがさらに知っておくべきこと
小型犬であるマルチーズでは、呼吸器の異常(頻繁な咳、ガチョウの鳴き声のような「クック」といった音)が現れることがあります。このような症状が繰り返される場合は、獣医師の診察を受けて原因を特定することが重要です。また、小型の子犬は食事の間隔が長すぎると血糖値の調節に支障をきたす可能性があるため、規則正しい食事習慣を心がけてください。首輪よりもハーネスを使用することで、首にかける圧力を軽減することができます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed — Chapter 15: Musculoskeletal Disorders (Patellar Luxation)
[2] Textbook of Veterinary Orthopaedic Surgery — Chapter 11: Patellar Luxation
[3] Small Animal Ophthalmology: A Problem-Oriented Approach, 4th Ed (Peiffer & Petersen-Jones) — Chapter: Nasolacrimal System Disorders
[4] Veterinary Dentistry: A Team Approach, 3rd Ed (Holmstrom) — Chapter: Periodontal Disease
[5] 100 Top Consultations in Small Animal General Practice — Patellar Luxation