猫が普段より過剰に鳴く場合、疑われる行動学的・医学的な原因と、飼い主さんがとれる対処法をまとめました。

| 段階 | 鳴き声の特徴 | 対応 |
|---|---|---|
| 観察 | 食事の前後に短く鳴く程度 | パターンを記録しながら観察 |
| 注意 | 1日のうち頻繁に、以前より明らかに回数が増加 | 1~2週間以内に獣医師に相談 |
| 緊急 | 夜通し鳴き止まない、あるいは悲鳴に近い鳴き声 | 直ちに病院を受診 |

このような場合は、すぐに動物病院へお越しください。
嘔吐や下痢、血尿を伴う鳴き声、あるいは腹部に触れた際に激しく悲鳴を上げる場合は、直ちに救急病院を受診してください。特にオスの猫がトイレで力を入れながら鳴く場合は、尿道閉塞の可能性があります。尿道閉塞は即時の治療を受けないと命に危険が及ぶ緊急事態であり、決して先送りにしてはいけません。

品種によって鳴く傾向が異なります。
シャム猫、オリエンタル・ショートヘア、ベンガルなどは、もともと鳴き声が多い品種です。しかし、だからといってこれらの品種の過剰な鳴き声をすべて当然のこととして見過ごしてはいけません。重要なのは、「普段よりどれくらい増えたか」という点です。逆に、ロシアン・ブルーやブリティッシュ・ショートヘアのように静かな品種が急に頻繁に鳴くようになった場合は、より迅速な対応が必要です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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