愛犬・愛猫のホルターモニタ(24時間心電図)検査の必要性が生じる時期、実施方法、費用、結果の解釈、そして保護者が守るべき注意事項を一度にまとめました。

| 項目 | 一般的な心電図(ECG) | ホルター心電図 |
|---|---|---|
| 記録時間 | 1~5分 | 24~48時間 |
| 間欠的な不整脈の診断 | 難しい | 可能 |
| 日常活動中の記録 | 不可 | 可能 |
| 検査場所 | 病院 | 自宅 |
| 費用帯(参考) | 2,000円〜5,000円 | 10,000円〜40,000円 |
費用は病院と記録時間によって異なる場合があります。

検査中に必ず守ってほしいこと
装置には絶対に水がかからないようにしてください。入浴や水泳は禁止です。また、雨の日の散歩も避けてください。お子様がベストや電極を引っ張って外さないように、エリザベスカラーを着用させる場合もあります。電極が外れてしまうと、その時点から記録が中断され、検査を最初からやり直す必要があるかもしれません。ベストが緩んだり、電極が外れそうになったりした場合は、すぐに病院までご連絡ください。

このような品種の場合は、症状がなくても検査をお勧めします。
- ドーベルマン: 拡張型心筋症の早期スクリーニングを推奨します。 - ボクサー: 不整脈性右室心筋症のリスクがあります。 - アイルランド・ウルフハウンド・グレートデーン: 心疾患の発生頻度が高いと知られている大型犬ですので、定期的な心臓検査を検討することをお勧めします。 - メインクーン・ラグドール: 肥大型心筋症を発症する可能性のある猫の品種として知られており、特に家族歴がある場合は定期検診が推奨されることがあります。これらの品種は、症状が現れた段階では心臓がすでにかなり悪化しているケースが多いため、無症状のうちにスクリーニング検査で早期に異常を発見し、管理を始めることが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Ettinger SJ, Feldman EC, Côté E, Textbook of Veterinary Internal Medicine, 8th Ed, Chapter 248 Electrocardiography
[2] Fox PR, Sisson D, Moïse NS, Textbook of Canine and Feline Cardiology: Principles and Clinical Practice, 2nd Ed
[3] Nelson RW, Couto CG, Small Animal Internal Medicine, 6th Ed, Cardiovascular System Chapter