犬に寄生虫がいる場合、人間にも感染する可能性があります。注意すべき寄生虫と予防法をまとめました。



すぐに病院を受診する必要があるサイン
発熱が38度以上で続いたり、皮膚の発疹が急速に広がったり、呼吸困難や意識低下が見られたら、すぐに病院へ連れて行ってあげてください。これは深刻な感染症や中毒の兆候である可能性があります。飼い主さんはこうしたサインを見逃さず、迅速に対応することが大切です。
| 項目 | 感染リスク | 主な症状 | 感染経路 |
|---|---|---|---|
| マダニ | 高い | 皮膚の結節・発疹、発熱、リンパ節の腫れ | 皮膚接触、咬まれること |
| ノミ | 中程度 | かゆみ、発疹、アレルギー反応 | 直接接触、咬まれること |
| 鉤虫(フックワーム) | 高い | 腹痛、貧血、皮膚幼虫移行症 | 汚染された土との接触、口からの摂取 |
| ヒゼンダニ(疥癬虫) | 低い | ひどいかゆみ、皮膚の発疹 | 直接接触 |
感染リスクは、飼い主の曝露の程度や衛生管理のレベルによって異なる場合があります。

注意すべき失敗
寄生虫駆除薬の過剰使用や、他の犬の製品との併用はかえって副作用を引き起こす可能性があります。また、犬が外出から帰宅した際にすぐにチェックを行わないと、感染のリスクが高まります。飼い主さんは、定期的なケアと念入りな点検が必要です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, 2021
[2] Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed, 2020
[3] Notes on Canine Internal Medicine, 4th Ed, 2019