犬のリンパ腫は、よく見られるがんの一つで、早期発見と適切な治療が生存期間を大きく左右します。飼い主さんが知っておくべき重要な情報をまとめました。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
犬が食欲をなくしたり、2日以上動かなくなったり、呼吸が速くなったり、リンパ節が急速に腫れたりしている場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。これはリンパ腫が進行しているか、他の合併症が生じている可能性があります。


| 項目 | 効果 | 副作用 | 治療期間 |
|---|---|---|---|
| CHOP療法 | 高い | 吐き気、脱毛、免疫低下 | 約4〜6か月 |
| Prednisolone + Chlorambucil | 中程度 | 食欲低下、吐き気 | 約6か月以上 |
| Prednisolone単独 | 低い | 一時的な改善 | 長期服用で副作用が増加 |
治療法は個々の状況に応じて獣医師が決定します。副作用の管理は必須です。
治療中の注意点
化学療法中は、犬の免疫力が低下して感染症にかかりやすくなります。外出は最小限に抑え、手足をこまめに拭いて清潔を保ってください。また、お薬の服用は必ず正確に守るようにしましょう。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed. Elsevier, 2023.
[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Ed. Wiley-Blackwell, 2022.
[3] Veterinary Oncology: Principles and Practice. CRC Press, 2021.