猫の定期血液検査は、疾患の早期発見において極めて重要です。保護者が必ず知っておくべき主要な検査項目と、それに対する対応法をまとめました。



| 項目 | 正常範囲 | 意味 | 注意すべき時点 |
|---|---|---|---|
| クレアチニン | 0.8–1.8 mg/dL | 腎機能の評価 | 上昇時は腎機能の低下 |
| BUN | 19–33 mg/dL | 腎臓の排泄機能 | 過度の上昇時は脱水または腎疾患 |
| 血糖 | 65–131 mg/dL | 糖尿病の有無の判断 | 持続的な上昇時は糖尿病の疑い |
| ALT | 10–80 U/L | 肝機能の評価 | 上昇時は肝損傷の可能性 |
| 白血球数 | 5,000–18,000 /μL | 感染の有無 | 過多時は炎症または感染 |
正常範囲は品種や年齢によって異なることがあります。獣医師が総合的に判断します。

このような場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。
血液検査で腎機能が著しく低下している場合や、血糖値が極端に高い・低い場合は、直ちに動物病院を受診する必要があります。特に食欲不振、嘔吐、脱水症状を伴う場合は緊急事態である可能性があります。獣医師の判断を受けるのが最も安全です。



タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Stockham, S.L. and Scott, M.A. (2008). Fundamentals of Veterinary Clinical Pathology, 2nd ed. Ames, Iowa: Blackwell Pub.
[2] Papasouliotis, K. et al. (2006). Analysis of canine and feline blood samples using the Kuadro in-house wet-reagent chemistry analyser. J Small Anim Pract. 47(4):190–195.
[3] ISFM Consensus Guidelines on the Diagnosis and Management of Feline Chronic Kidney Disease. J Fel Med Surg. 18(3):219–239, 2016.