猫の心臓疾患は初期症状がほとんどないため、急速に進行する可能性があります。早期発見のためのスクリーニング方法と注意すべき兆候を正確に把握しておくことが、予防につながります。



| 項目 | 推奨される追跡頻度 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 無症状・低リスク(Stage B1) | 年1回 | 左心房拡大など進行の有無を確認 |
| 進行リスク(Stage B2) | 6~12か月ごと | 心不全・血栓塞栓症への進行を追跡 |
| 臨床症状(心不全)を伴う | 獣医師の指示に従って | 治療反応と合併症の管理 |
無症状の猫は通常年1回、進行リスクがある場合は6~12か月ごとの追跡が推奨され、進行の監視には超音波が最も良い方法です。正確な頻度は疾患の段階に応じて獣医師と相談して決めます。

すぐに病院を受診すべきサイン
猫が突然息切れをしたり、脚が麻痺したり、倒れたりした場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。これは、心臓病の急性合併症である血栓症や心不全の兆候です。時間が経つほど治療が難しくなります。早期の対応が生存率を高めるのです。事前に獣医師と相談しておくと安心です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Textbook of Cardiovascular Medicine in Dogs and Cats, 2023, Chapter 8: Feline Heart Disease Screening
[2] Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Ed, 2021, Section 4.2: Early Detection of Hypertrophic Cardiomyopathy
[3] Morris Animal Foundation. Two Minute Screening Echocardiogram for Cats. YouTube video, 2022