猫の鉤虫は外部から容易に感染するため、早期発見と適切な治療が重要です。飼い主の方が知っておくべき重要な情報をまとめました。



すぐに病院を受診する必要がある症状
猫が突然倒れたり、唇が青ざめたり、呼吸が苦しくなったりする症状が見られたら、すぐに病院へ連れて行ってください。これは重度の貧血や出血による緊急事態であるため、1時間以内に病院を受診することが必須です。


| 項目 | 駆虫薬の名前 | 効果の持続期間 | 使用可能な年齢 | 主な利点 |
|---|---|---|---|---|
| フェンベンダゾール系 | フェンベンダゾール(パナクア) | 3〜5日連続投与 | 獣医師の処方時 | 回虫・鉤虫・鞭虫など幅広い効果 |
| ピランテル系 | ピランテル(ドロンタールなど) | 7〜10日後に再投与 | 獣医師の処方時 | すべての鉤虫種に承認、安全性が高い |
| ミルベマイシン系 | ミルベマイシン(インターセプター) | 1回経口投与 | 獣医師の処方時 | 回虫・鉤虫・鞭虫に効果 |
獣医師が体重と年齢に合わせて選びます。妊娠中の猫には使用禁止の項目があります。
注意:駆虫薬を使用する前に必ず確認すべき事項
駆虫薬は獣医師の処方なしで使用すると、深刻な副作用を引き起こす可能性があります。特に、薬物感受性に関連するMDR1(ABCB1)遺伝子変異を持つ個体は、イベルメクチンやモキシデクチンなどの一部の薬剤に対して非常に敏感に反応することがあります。必ず獣医師の相談と検査を経てから服用してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2022
[2] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2019
[3] American Association of Feline Practitioners (AAFP) Feline Parasite Control Guidelines, 2020