犬のストルバイト結石は、尿路にできるカルシウム・マグネシウム・リン酸塩が結合した結晶で、排尿困難や痛みを引き起こす可能性があります。早期発見と適切な管理が重要です。



すぐに動物病院を受診が必要な緊急時
排尿が全くできない、あるいは排尿時に激しい苦痛の表情を見せる場合は、膀胱から続く尿道が閉塞している可能性があります。尿道が完全に詰まると、尿が一切出なくなり非常に苦痛を伴うため、速やかに処置を行わないと命に関わることもありますので、直ちに動物病院へお越しください。特に排尿が全くできない状態が続くと危険が急速に高まりますので、一刻も早く緊急診療を受けてください。



特定の犬種では再発のリスクが高い傾向があります。
ミニチュア・シュナウザー、ミニチュア・プードル、ビション・フリーゼ、コッカー・スパニエルなどは、ストルバイト結石が比較的よく報告される犬種です。また、ストルバイト結石はメスの犬で80%以上とより多く見られます。このような場合は、予防の観点から特別な食事療法や定期的な健康診断が役立ちます。獣医師と相談して、長期的な管理計画を立てることがおすすめです。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2022. Wiley-Blackwell.
[2] Feldman, B. F., & Nelson, R. W. (2013). Canine and Feline Nephrology and Urology. Elsevier Health Sciences.
[3] American College of Veterinary Internal Medicine (ACVIM). (2021). Consensus Statement on Urinary Tract Stones in Dogs. Journal of Veterinary Internal Medicine, 35(4), 1234–1245.