猫が毛を過度に舐めたり噛んだりして脱毛や皮膚損傷を引き起こす「過剰グルーミング」の原因、診断、治療法、そして自宅でできるケアのポイントについてまとめました。


このような場合は、すぐに病院へ連れて行ってあげてください。
皮膚に傷や滲出液、かさぶたがひどく見られる場合、一日のほとんどをグルーミングに費やして食事や遊びをほとんどしない場合、舐めている部位の周囲がひどく腫れているか熱感がある場合は、すぐに動物病院を受診してください。二次的な細菌感染症や深刻なストレス状態の可能性があります。


品種別の注意点と再発予防
シャム、アビシニアン、バーミーズなどのオリエンタル系品種は、ストレス性の脱毛症の発症率が高い傾向にあります。これらの品種を飼育されている場合は、生活環境の変化を最小限に抑え、定期的な遊びやコミュニケーションを維持することが重要です。治療後もストレス要因が再び生じると再発する可能性があるため、6~12か月ごとに定期健康診断を受けることをお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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