犬の腫瘍診断において、生検や細針吸引細胞診は病変の正確な分析に不可欠です。適切な方法と機器を選択することで、早期の診断と治療が可能になります。





| 項目 | 推奨基準 |
|---|---|
| 検査方法 | 細針吸引(FNA)と組織生検を状況に応じて運用しているところ |
| 検査運用 | 超音波などの画像ガイドと信頼できる病理検査の依頼体制を備えているところ |
| 判読能力 | 腫瘍の種類・グレードを正確に解釈する獣医師 |
| 結果の解釈 | 結果をステージング・手術・抗がん治療などの次の段階につなげて説明するところ |
| 費用案内 | 検査前に予想費用と追加検査の可能性を事前に知らせてくれるところ |
特定の製品・病院を推奨する表ではなく、獣医師と相談する際に参考にする基準です。治療・検査の決定は必ず診療を通じて獣医師と一緒に行ってください。
注意事項と禁忌
生検の前には、必ず犬の全身の健康状態を評価する必要があります。出血傾向がある場合や血液凝固に異常がある場合は、生検を避けるべきです。また、腫瘍が非常に深い位置にある場合や周囲の臓器と密着している場合は、生検のリスクが高まります。獣医師と十分に相談した上で判断してください。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Hostetter S.J. (2023) Oral cavity, gastrointestinal tract, and associated structures. In: Canine and Feline Cytology: A Color Atlas and Interpretation Guide, 2nd edn. Saunders Elsevier, St. Louis, pp. 287–296.
[2] Newkirk K.M., Brannick E.M., Kusewitt D.F. (2021) Neoplasia and tumor biology. In: Pathologic Basis of Veterinary Disease, 7th edn. (ed. J.F. Zachary) Mosby Elsevier, St. Louis, pp. 287–289.
[3] Dhaliwal et al. (1998) Maxillectomy in dogs: complications and outcomes. Veterinary Surgery, 27(3):215–220.