猫の扁平上皮癌は、皮膚や粘膜に発生する悪性腫瘍であり、早期発見と適切な治療が重要です。獣医師と連携して、その猫に合った管理計画を立てることが何より大切です。





| 項目 | 重要ポイント |
|---|---|
| 症状 | 治らない潰瘍・かさぶた、口腔の腫れ、出血 |
| 原因 | 紫外線への曝露、色素の少ない皮膚が高リスク |
| 診断 | 生検・FNAで確定診断後、CTで範囲を評価 |
| 治療 | 外科的切除が基本、放射線は補助(局所病変には抗がん剤は推奨されません) |
| 注意 | 未検証の補助食品・完治をうたう製品には十分な警戒が必要 |
特定の製品・病院をおすすめする表ではなく、獣医師と相談する際に参考にする基準です。治療・検査の決定は必ず診察を通じて獣医師と一緒に行ってください。
注意:早期発見が生存率を左右します
猫の扁平上皮癌は、初期にはただれや角化、治りにくい潰瘍のように見えることがあります。耳の先端、鼻、まぶた、口の周りなどを定期的にチェックし、異常が見られたらすぐに動物病院を受診しましょう。小さく浅い病変を早期に発見して完全に切除すれば、予後は比較的良い傾向にあります。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Veterinary Surgical Oncology, 2nd Ed. London, C.A., R.R. Dubilzeig, D.M. Vail, et al. 1996.
[2] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition. De Campos CB, Nunes FC, Lavalle GE, et al. 2014.
[3] Small Animal Cytologic Diagnosis Canine and Feline Disease, 2nd Edition. Konopka J.B., Witte O.N. 1985.