猫の網膜剥離は、視力低下を引き起こす可能性がある深刻な疾患です。適切なケアと治療により、安定した状態を維持することができます。





| 項目 | 重要ポイント |
|---|---|
| 症状 | 急な視力低下・散瞳(瞳孔の対光反応の消失)・威嚇反応の消失 |
| 原因 | 高血圧・腎臓疾患・炎症(水疱性)・外傷・腫瘍などさまざま(猫では高血圧が最も多い) |
| 診断 | 眼底検査・眼球超音波・眼圧および血圧測定で獣医師が確認 |
| 治療 | 原因に応じて血圧管理・ステロイドなどの内科治療または外科的矯正を決定 |
| 注意 | 定期的な再検査・処方薬の継続・検証されていない民間療法は禁止 |
特定の製品や病院を推奨する表ではなく、獣医師に相談する際の参考となる基準です。治療や検査の判断は、必ず診察を通じて獣医師と一緒に行ってください。
過剰摂取すると副作用が生じる可能性があります。
網膜剥離の治療に使用する薬は、必ず定められた用量を守ってご使用ください。降圧剤のアムロジピンやACE阻害剤は、元気の低下、消化器系の不調、腎機能の低下などの副作用が生じる可能性があります。また、炎症性の剥離に用いられるステロイドも、長期使用には注意が必要です。特に猫は人間や犬に比べて薬物代謝能力が低いため、過剰な投与により肝臓や腎臓への毒性など、深刻な副作用を引き起こす恐れがあります。そのため、自己判断で用量を増やさず、必ず獣医師が推奨する用量を守ってください。投与中に異常な症状が見られた場合は、すぐに投与を中止し、動物病院を受診することをお勧めします。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Gelatt KN, MacKay EO. Distribution of intraocular pressure in dogs. Vet Ophthalmol 1998;1(2–3):109–14.
[2] Côté E. Clinical veterinary advisor. Dogs and cats. 3rd ed. St. Louis, MO: Elsevier Mosby; 2015.
[3] Ettinger SJ, Feldman EC, Côté E. Textbook of veterinary internal medicine: diseases of the dog and the cat. 8th ed. St. Louis, MO: Elsevier; 2017.