猫の腎臓機能を正確に把握するためには、BUN、クレアチニン(Cr)、SDMAを含む血液検査が不可欠です。この検査により、腎臓病の早期発見と適切な管理が可能になります。





| 項目 | 推奨基準 |
|---|---|
| 検査項目 | BUN・クレアチニンに加え、SDMAまで含めた腎臓パネルを診る施設 |
| 検査運用 | 水和状態を考慮し、尿比重・タンパク尿など尿検査も併せて診る施設 |
| 読影能力 | IRISステージ基準で腎臓の状態を分類・解釈する獣医師 |
| 結果の解釈 | 以前の数値と比較して進行速度と管理方針を説明する施設 |
| 費用の案内 | 検査前に予想費用と追加検査の可能性を事前に知らせてくれる施設 |
特定の製品・病院を推奨する表ではなく、獣医師と相談する際に参考にする基準です。治療・検査の決定は必ず診療を通じて獣医師とともに行ってください。
注意:検査結果の解釈については、必ず獣医師にご相談ください。
BUN、Cr、SDMAの数値は、猫の年齢や水分摂取量、食事の状態によって変動が大きいため、単独で判断することはできません。特にSDMAは腎臓病に特異的な指標ではなく、脱水などの腎前性要因や尿路閉塞などの腎後性要因だけでなく、成長期や感染症、腫瘍などの他の状況でも上昇する可能性があります。したがって、SDMAが上昇したからといって、すぐに腎臓病と断定することはできません。獣医師が総合的な健康状態を評価した上で診断を下す必要があります。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Catherine E. Langston et al. (2023) Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Edition. Elsevier.
[2] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition (2022). Elsevier.
[3] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition (2023). Wiley.