愛犬・愛猫の歯石除去(スケーリング)後の回復期間や食事管理、歯磨きの再開時期、そして緊急を要するサインなど、飼い主さんが知っておくべきケアのポイントをおまとめしました。

| 項目 | 0~24時間 | 1~3日 | 4~7日 | 7日以降 |
|---|---|---|---|---|
| 食事 | 柔らかいウェット | ウェット・ふやかしたフード | 通常フードへの復帰が可能 | 普段の食事 |
| 歯磨き | 禁止 | 禁止 | ガーゼで優しく | 歯ブラシ再開 |
| おやつ | 禁止 | 柔らかいものだけ | 通常のおやつが可能 | デンタルガムOK |
| 運動 | 絶対安静 | 短い散歩 | 普段の活動 | 普段の活動 |
個体・歯の状態によって差があるため、担当獣医師の案内を優先します

⚠️ すぐに病院へ連れて行かなければならないサイン
24時間以上水を飲まない、歯茎から出血が止まらない、激しい嘔吐や下痢、口から膿の臭いがする、顔が腫れている、片側の顎が腫れている場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。麻酔からの回復が異常に遅い、呼吸が荒い場合も、必ず獣医師に知らせるべき緊急のサインです。抜歯部位からの止血が効かず、出血が続く場合も、すぐに担当の病院に連絡してください。

次にスケーリング(歯石除去)を受けるべき時期はいつでしょうか?
獣医学の文献によると、歯周病が重度である場合や再発リスクが高いペットでは、3~4か月ごとに専門的な麻酔下でのスケーリングとポリッシングが必要になることがあります。担当の獣医師は、歯周病の進行度合い、口臭や歯石の再蓄積の速度、犬種(小型犬、短頭種)など、個々の状態に基づいて最適なスケーリングの間隔を判断します。ホームケアを継続的に行うことは口腔内の健康維持に役立ちますが、正確なスケーリングの間隔については、必ず獣医師と相談して決定することが最も安全です。口腔内の健康が気になる方は、「犬の歯周病ガイド」で詳しくご確認いただけます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Dog Care Handbook, Things I Wish My Vet Had Told Me — Dental Scaling and Polishing
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed — Periodontal Disease Management
[3] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition — Feline Dentistry Chapter