犬が噛む理由から、年齢別のしつけ方法、専門家の相談が必要なタイミングまで、飼い主さんが気になる噛み癖のしつけのポイントをQ&A形式でまとめました。


| 段階 | 説明 | 対処法 |
|---|---|---|
| 1段階 | 空噛み、皮膚への接触なし | 基本的なしつけを開始 |
| 2段階 | 皮膚に接触するが、あざなし | 即座に遊びを中断 |
| 3段階 | 単一の出血傷 | 専門家の相談を推奨 |
| 4段階 | 深い傷、前後に振り回すような動作 | 直ちに専門家の相談 |
| 5段階 | 反復する多重の噛みつき | 行動獣医師の介入が必須 |
| 6段階 | 死に至るレベル | 行動獣医師の介入が必須 |

このような場合は、しつけよりも専門家の相談が先です。
唸り声を上げながら噛む場合、人や他の動物に傷を負わせる噛みつき(3段階以上)、特に成犬で突然攻撃性が現れた場合、また2~4週間の修正訓練を行っても改善が見られない場合は、行動専門の獣医師または公認のペット行動修正専門家への相談が必要です。痛みが原因となっている場合は、訓練よりも治療を優先してください。

家族全員が同じように反応することが大切です。
一人は許し、もう一人は叱ると、犬は混乱してしまいます。家族全員が同じしつけルールを共有し、来客者にも事前に伝えておきましょう。人によって反応がバラバラだと、犬はどの行動が許されるのか戸惑い、しつけに時間がかかったり、難しくなったりする可能性があります。一貫性は、すべての行動矯正の基本です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Overall KL. Manual of Clinical Behavioral Medicine for Dogs and Cats. 1st ed. Elsevier Mosby; 2013.
[2] Landsberg G, Hunthausen W, Ackerman L. Behavior Problems of the Dog and Cat. 3rd ed. Saunders Elsevier; 2012.
[3] Dunbar I. After You Get Your Puppy. James & Kenneth Publishers; 2001.