猫の繰り返しの異常行動(常同行動)がなぜ起こるのか、どのように修正・治療できるのかを、獣医行動学の根拠に基づいてまとめました。


このような症状が見られる場合は、すぐに動物病院へお越しください。
脱毛がひどく皮膚が見えてしまっている場合や、傷や出血がある場合、また、食欲が全くなく異常な行動を繰り返している場合は、すぐに受診が必要です。これらの症状は、体の痛み、神経系の異常、甲状腺疾患などが原因である可能性があり、まず医学的な検査でそれらを除外する必要があります。


矯正治療中に絶対にやってはいけないこと
反復行動が見られた際に、声を荒げたり罰を与えたりすると、不安が高まり、かえって行動が悪化することがあります。スプレーボトルで水をかけたり、大きな音で制止したりする方法も避けてください。無視してそっと見守るか、肯定的な代替行動へ自然に誘導することが、適切な対応です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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