愛犬と愛猫の皮膚と被毛を健康に保つための、週ごとのグルーミングルーチンをステップごとにまとめました。ブラッシング、シャンプー、耳や爪のお手入れまで、一度にチェックしてみましょう。

グルーミングの前に必ず確認してください
グルーミングの前に、皮膚に発疹やかさぶた、熱感がある場合は、ブラッシングや入浴を一旦中止し、まず獣医師の診察を受けてください。すでに炎症を起こしている部位を刺激すると、二次感染やホットスポット(急性湿性皮膚炎)に発展する可能性があります。また、外耳道から悪臭や茶色の分泌物が見られる場合は、自宅での洗浄ではなく、病院で外耳炎の有無を確認してください。


| 項目 | 短毛種 | 長毛種 | ダブルコート | 長毛の猫 |
|---|---|---|---|---|
| ブラッシング | 週1~2回 | 週3~4回 | 週5回~毎日 | 週4~5回 |
| シャンプー | 月1回 | 月1~2回 | 月1回 | 必要時 |
| 耳のチェック | 週1回 | 週1回 | 週1回 | 週1回 |
| 爪のチェック | 週1回 | 週1回 | 週1回 | 週1回 |
| 歯磨き | 毎日推奨 | 毎日推奨 | 毎日推奨 | 週2~3回 |
基本的なガイドであり、皮膚の状態に応じて獣医師と相談して調整してください

短頭種や高齢犬はグルーミング時間を短くしましょう
フレンチブルドッグ、パグ、シーズーなどの短頭種は気道が狭く呼吸が苦しいことが多く、特に暑い日には呼吸がさらに荒くなる可能性があります。そのため、長時間続けてグルーミングするのではなく、短時間に分けて行い、呼吸が荒くなったらすぐに中止して十分に休ませてあげてください。また、シニア犬やシニア猫は痛みや運動機能の低下により、同じ姿勢を長時間維持するのが難しいため、10〜15分ごとに区切って行うのがおすすめです。さらに、一部の品種や個体では外用製品の成分に敏感に反応することがあり、刺激性や粗い成分は皮膚や耳を傷つける可能性があるため、グルーミング製品の成分を事前に確認し、不安な場合は獣医師にご相談ください。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed
[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Ed - Phytosphingosine, Topical
[3] Hnilica KA, Patterson AP. Small Animal Dermatology: A Color Atlas and Therapeutic Guide, 4th Ed
[4] Miller WH, Griffin CE, Campbell KL. Muller and Kirk's Small Animal Dermatology, 7th Ed