同じ家で暮らす猫同士が繰り返す喧嘩、いわゆる同種間攻撃性の原因や症状、行動修正の方法を、獣医学的なアドバイスに基づいてまとめました。


このような状況の場合は、すぐに動物病院へお越しください。
被害を受けた猫に深い傷や出血がある場合は感染のリスクがありますので、すぐに動物病院を受診してください。被害を受けた猫が数日間にわたり食事や水を拒否したり、ひたすら隠れて姿を見せなかったりする場合は、深刻なストレス状態にある可能性がありますので、診察を受けるのが安全です。攻撃的な猫の行動が急に変化した場合は、痛みやホルモン異常が原因である可能性があります。特に痛みや甲状腺機能亢進症などの内科的な問題が攻撃性に関与している場合もありますので、身体検査と必要に応じて血液検査を行い、まず原因を特定することをお勧めします。


行動矯正後も必ず確認してください
行動修正が成功しても、生活環境が狭くなったり新しい家族が増えたりすると再発する可能性があります。攻撃性が強かった猫は、長期間にわたって修正された状態を維持し、定期的に関係を点検する必要があります。ブロックやじっと見つめるなどの初期の兆候が再び現れたら、迅速に対応することが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Horwitz DF, Mills DS et al., BSAVA Manual of Canine and Feline Behavioural Medicine, 2nd ed., British Small Animal Veterinary Association, 2009
[2] Yin S, Veterinary Guide to Preventing Behavior Problems in Dogs and Cats, CattleDog Publishing, 2009
[3] Moffat K et al., Introduction to Animal Behavior and Veterinary Behavioral Medicine, Wiley-Blackwell, 2020
[4] Ramsey I, Tennant B et al., 100 Top Consultations in Small Animal General Practice, Wiley-Blackwell, 2012