犬用の膵炎療法食は、膵臓への追加的な刺激を軽減するため、乾燥物基準で脂肪含有量を10%以下に抑えた消化器系用の処方食です。回復期で最も重要なのは、「脂肪制限」と「消化負担の最小化」の2点です。

処方食の開始前には必ず獣医師にご相談ください。
膵炎は再発しやすく、脂肪制限の程度は犬の状態(急性・慢性・再発の有無、合併症の有無)によって異なります。インターネットの口コミだけで自己判断してドッグフードを変更せず、血液検査(cPLI、膵臓特異リパーゼ)と画像検査の結果に基づき、獣医師が推奨する製品から始めてください。

| 項目 | 重要ポイント |
|---|---|
| 要点 | 低脂肪食が管理の要で、脂っこい食べ物が悪化・再発を引き起こします |
| 緊急 | 急性膵炎(嘔吐・腹痛・元気消失)は入院治療が必要になる場合があります |
| 療法食の選択 | 病期・併発疾患によって異なり、獣医師が推奨する療法食を優先します |
| 給餌 | 急性期は絶食・輸液の後に段階的に、回復期は少量ずつ頻回に |
| 再発管理 | 脂っこい食べ物・おやつの遮断、体重管理を行い、サプリメントへの依存は避けます |
特定の製品・病院を推奨する表ではなく、獣医師に相談する際に参考にする基準です。治療・検査の判断は必ず診察を通じて獣医師とともに行ってください。

このような兆候が見られたら、すぐに動物病院へお越しください。
処方食を開始したにもかかわらず、次のような兆候が現れた場合は膵炎が悪化している可能性があります。24時間以内に動物病院を受診してください。 - 繰り返す嘔吐(1日3回以上) - 腹部に触れた際に悲鳴を上げたり、祈りの姿勢(前足を床につけ、臀部を上げた姿勢)をとったりする - 黄色い粘液性の下痢や血便 - 24時間以上餌を拒否する、または元気がない

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[2] Ettinger SJ, Feldman EC, Cote E. Textbook of Veterinary Internal Medicine, 8th Ed. Chapter on Pancreatitis in Dogs
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