犬の甲状腺がんはよく見られる内分泌疾患であり、早期診断と個別に合わせたケアが重要です。獣医師と相談して治療法を選ぶことがポイントとなります。





| 項目 | 重要ポイント |
|---|---|
| 症状 | 腹側の首に触れるしこり、体重減少、嘔吐、活動低下、飲水量の増加(心拍増加などのホルモン過剰症状は一部のみ) |
| 原因 | 甲状腺細胞の悪性変異、正確な原因は不明(ほとんどが悪性) |
| 診断 | 血液・ホルモン検査、超音波(スクリーニング検査)、細胞・組織生検、CT |
| 治療 | 外科的切除、放射性ヨウ素、抗がん化学療法、処方薬 |
| 注意 | 未検証の補助剤・完治をうたう製品の使用は禁止、獣医師の指示を遵守 |
特定の製品・病院を推奨する表ではなく、獣医師と相談する際に参考にする基準です。治療・検査の決定は必ず診察を通じて獣医師と一緒に行ってください。
注意:薬の服用中に甲状腺機能低下症が発生する可能性があります。
甲状腺腫瘍の治療過程では、特に手術を受けた場合や甲状腺ホルモンを低下させる薬剤を使用している場合、甲状腺ホルモン値が過度に低下し、機能低下状態(甲状腺機能低下症)を引き起こす可能性があります。このような状態では、眠気、食欲不振、活動性の低下などの症状が現れることがあります。これらの症状が見られた場合は、直ちに獣医師に相談し、薬剤の投与量やホルモン補充の必要性について調整する必要があります。定期的な血液検査により、ホルモン値を継続的にモニタリングしてください。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[2] Fox P, Peterson M, Broussard J. Electrocardiographic and radiographic changes in cats with hyperthyroidism. J Am Anim Hosp Assoc. 1998;35:27.
[3] Textbook of Cardiovascular Medicine in Dogs and Cats. 2020. Blackwell Publishing Ltd.