犬のクッシング症候群の治療に用いられるミトタンとトリロスタンの効果・安全性、そして管理方法を比較・分析し、最適な治療選択肢をご案内します。





| 項目 | 重要ポイント |
|---|---|
| 薬物の概要 | トリロスタン・ミトタンはコルチゾール過剰を減らす処方薬 |
| 処方の原則 | クッシング確定診断後に獣医師が選択・処方、自己判断での使用は禁止 |
| 用量モニタリング | ACTH刺激試験などで数値を見ながら用量を調節 |
| 副作用のサイン | 食欲低下・嘔吐・ひどい無気力の時はすぐに中止・連絡 |
| 管理 | 完治よりも継続的な調節、家庭での変化の記録・定期検査 |
特定の製品・病院を推奨する表ではなく、獣医師と相談する際に参考にする基準です。治療・検査の決定は必ず診察を通して獣医師と一緒に行ってください。
注意:過剰摂取すると、深刻な副作用が生じる可能性があります。
ミトタンとトリロスタンは副腎皮質の機能を抑制するお薬ですので、用量が多すぎるとホルモンが過度に抑制され、食欲低下、嘔吐、下痢、強い無気力といった副腎機能低下の兆候が現れることがあります。重症化すると命に関わる場合もありますので、こうした症状が見られた場合は直ちに動物病院を受診してください。お薬は獣医師の処方に基づき正しく投与し、用量の調整は決してご自身で判断しないでください。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed, 2020
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, 2017
[3] Textbook of Veterinary Internal Medicine, 8th Ed, Elsevier, 2017