愛犬を亡くした後、深い悲しみに襲われ、どう対処すればよいのか途方に暮れる方に、参考になる実用的な対処法と選び方をまとめました。


このような場合は、専門家の助けが必要です。
悲しみが時間が経っても一向に軽減しない場合や、出勤・食事・睡眠といった基本的な日常が長期間崩れた状態が続く場合は、複雑性悲嘆(Complicated Grief)を疑うことができます。そのような際は、一人で耐えるのではなく、精神保健の専門家やペットロス専門のカウンセラー、ペットロス支援ホットラインなどに連絡することを強くお勧めします。獣医療の現場でも、飼い主さんを精神保健の専門家や相談リソースにつなぐことを重要視しています。


新しいペットの迎え入れ — 焦らなくて大丈夫です
早急な里親募集が悲しみを癒やしてくれるように思えるかもしれませんが、準備が整っていない状態での里親になることは、新しい愛犬にとっても飼い主さんにとってもよくありません。悲しみが十分に整理され、新しい命を心から歓迎できる準備が整ったときに、里親になるかどうかを決めてください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[2] Shear MK: Complicated grief treatment: the theory, practice and outcomes, Bereave Care 29(3):10-14, 2010
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[5] Moffett-Bateau C, Nett RJ, Witte TK, et al.: Grief and Bereavement — in Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed. Elsevier, 2023