猫の経口用予防薬(イソオキサゾリン系)は、寄生虫予防に効果的な選択肢です。製品ごとの特徴と選び方をまとめました。





| 項目 | 製品 | 成分 | 投与頻度 | 効果持続期間 |
|---|---|---|---|---|
| BEST 1 | イソオキサゾリン系A | ロチラネル | 4週ごとに1回 | 約30日 |
| BEST 2 | イソオキサゾリン系B | フルララネル + ミルベマイシンオキシム | 12週ごとに1回 | 約12週 |
| BEST 3 | イソオキサゾリン系C | アフォキソラネル | 4週ごとに1回 | 約30日 |
すべての製品は獣医師処方を基準に使用する必要があり、体重に合った用量の選択が必要です。内部寄生虫の予防には別途の薬物が必要な場合があります。
注意事項および禁忌
イソオキサゾリン系薬剤は、過去に同種の薬剤で異常反応を示したことがある猫には使用を避ける必要があります。また、けいれんなどの神経系疾患の既往がある猫や基礎疾患を有する猫、妊娠中または授乳中の猫には、獣医師と相談の上、慎重に使用する必要があります。投与後は、嘔吐、よだれ、下痢などの消化管症状や、運動失調、震え、けいれん、鳴き声の変化、時間・場所の認識能力の低下などの神経学的異常反応が現れることがあり、猫では低体温を伴う場合もあるため、このような症状が見られた場合は直ちに動物病院を受診してください。異常反応は治療用量でも稀に現れることがありますが、過剰用量ほど頻度が高くなるため、使用前に必ず猫の体調と病歴を確認することが望ましいです。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2023
[2] American Association of Feline Practitioners (AAFP) Guidelines on Parasite Prevention, 2022
[3] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2023